柳鍼灸整骨院

腰痛や肩こりは品川大井町にある整骨院で
体に優しい整体、鍼灸治療、リハビリを

(完全予約制)TEL FAX 03-3777-7950 〒140-0014  東京都品川区大井1-7-7
トップページ 治療内容 適応症 診察時間・料金 Q&A 院長紹介 院長BLOG アクセス お問い合わせ
院長Blog
 

スポンサーサイト

 
 
  • 2009.01.28 Wednesday
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク
 
 

一定期間更新がないため広告を表示しています


 
 

趣味・猛虎

 
   
 
趣味は何かと問われると「猛虎」と答えている。そう、言わずと知れた阪神タイガースである。

今年は開幕から快進撃を続け、9カード連続負け越しなしの恐ろしい強さを見せ付けている。投手の層が厚く、野手もそれぞれに持ち味があり、素晴らしいチームに仕上がっている。また昨夜の巨人戦では岡田監督も絶不調の今岡を終盤の大事な場面に代打で起用して、見事タイムリーが出るなど渋い采配を見せている。「今年こそは・・・」と期待させる。

しばし薀蓄を垂れる。
思えば1985年の日本一以降、星野仙一監督の登場まで阪神ファンは長い冬の時代を送ってきた。その間、92年に一度だけ突然変異のようなことが起きた。亀山・新庄などの新戦力が台頭して旋風を巻き起こし、リーグ優勝に王手をかけた。ヤクルトに勝てば優勝という試合が神宮球場であった。私はその時、球場にいたのだが、当時野村監督率いるヤクルトにサヨナラ負けを喫して夢は散った。サヨナラの瞬間、球場全体が静まり、次の瞬間阪神ファンが荒れだした。私の隣にいた男が「俺の人生、何でこんなんなんや!」とメガホンを叩きつけて泣いていた場面が今でも私の脳裏に焼き付いている。阪神ファンの中には人生そのものが阪神のような狂信的な人もいる。
その後、ノムさんの監督就任が転機となった。星野さんもコメントしていたが、今日の礎を築いたのはノムさんである。いい加減極まりないチームに「ID野球」と呼ばれるしっかりした野球を根付かせようとした。少しずつ選手が育ち、これからと言うときにサッチー夫人の問題で野村監督は失脚した。野村監督が育てた矢野捕手、自ら発掘してドラフト4巡指名した赤星外野手は現在のチームの要であり、彼ら抜きでは現在の阪神は語れない。
野村監督の辞任後、阪神のフロントは中日監督を辞任したばかりの星野仙一氏を引っ張ってきた。これだけは大きな功績であった。阪神のフロントというのは腰抜けであった。例えばドラフトでは取りやすい選手ばかり指名していた。「そんな選手ドラフト3巡目でいいだろう」という選手を平気で1位指名していた。またFA市場でも目玉選手からは相手にされていなかった。野村監督はそんなフロントをぼやきながら、何とか一流半の選手をやりくりしていた。星野監督は違った。虎きちが集まる呑み屋で会う、星野仙一後援会理事のおじさん曰く「星野は凄腕のビジネスマンや」の通り、星野監督は自らFAの金本を口説いたり、自らの人脈を駆使して助っ人外国人を引っ張ってきたり、フロントにもまともなドラフトをさせるようになった。最近は鳥谷などドラフトの目玉も取れるようになった。こうして阪神の戦力は整備されてきた。

一方現在パ・リーグでは、野村監督率いる楽天が健闘している。野村監督は相変わらず、限られた戦力をやりくりし、ぼやいている。40歳の四番、2年目のエース、頭が悪いと酷評される2年目のキャッチャー(このキャッチャーは大学生の頃、当院の患者さんでもあった。本当にいい奴)。戦力的に見劣りしながらも、必死に力を搾り出して戦っている姿は気持ちいい。そしてちょっと前の阪神と被って見えてしまう。是非、阪神―楽天の日本シリーズが見たいものである。

今の勢いそのまま、阪神がシーズンを駆け抜け、23年ぶりの日本一に王手をかけた暁には院のベッドを片付け、院の白い大きな壁にプロジェクターで映像を流し、パーティーをしましょう。

 

トップページ 治療内容 適応症 診療時間・料金 Q&A 院長紹介 院長Blog アクセス お問い合わせ